GoogleカレンダーをMacとiPhoneで同期する

これまで Mac の iCaliPhone のカレンダー + Googleカレンダーで予定を管理していたんだけど、iPhone のカレンダーの見た目(UI)に不便を感じるようになったので環境を一新することに。

いろいろ調べて決めた方針は、

  • Mac の iCal では Google カレンダーの予定だけ管理する (「このMAC内」のカレンダーは消す)
  • iPhone のカレンダーはアラームを鳴らすために使う
  • iPhone のカレンダーの代わりに Google カレンダーと同期できる有料アプリを入れる

この3点。

かなり便利になったよ。

手順はこんな感じ。

  • 1. Mac の iCal のアカウント設定を変える
  • 2. Mac の iCal の「このMAC内」のカレンダーの予定を Google カレンダーに移動する
  • 3. iPhone のカレンダーと Google カレンダーを同期する (Google カレンダーのアラームを鳴らすため)
  • 4. iPhoneGoogle カレンダーと同期できるアプリを入れる



ところで、文章中で「このMAC内」のカレンダーって言ってるのはこれのこと。iCalで普通にカレンダーをつくると「このMAC内」っていうセクションに入るんだけど、これを使うのをやめて Google カレンダーに統一しようってのがこのエントリの趣旨です。


1. Mac の iCal のアカウント設定を変える

Mac の iCalGoogle カレンダーのアカウントを追加します。設定方法は以下のサイトがわかりやすい。

Google カレンダーのサブカレンダーは、iCal の環境設定からアカウントの設定画面を開いて "委任" タブを選択すれば iCal に追加できます。

この方法で選ぶとチェックボックスが二重に表示されて変な感じになりますが、どうしようもなさそうなので気にしないことにします。(そのうちアップデートされて直る?)

2. Mac の iCal の「このMAC内」のカレンダーの予定を Google カレンダーに移動する

Googleカレンダーに「このMAC内」のカレンダーと同じ名前のカレンダーをつくって「このMAC内」のカレンダーの予定をすべて Google カレンダーに移動します。
予定を選択してコンテキストメニューから "カレンダー" を選へば移動できます。定期的な予定もちゃんと移動してくれる。えらい。

3. iPhone のカレンダーと Google カレンダーを同期する (Google カレンダーのアラームを鳴らすため)

Google Sync を使って iPhone のカレンダーと Google カレンダーを同期します。

詳しい設定方法はこの記事にあります。

Google Sync を使うには iTunesiPhone の設定で「Googleの連絡先を同期」を有効にする必要がありますが、この設定は操作を誤ると iPhone の連絡先を意図せず変更してしまう危険があります。必ずバックアップをとりましょう。また操作には十分注意してください。

4. iPhoneGoogle カレンダーと同期できるアプリを入れる

iPhone のカレンダーアプリはシンプルで好きだったんだけど、予定が増えるにつれて閲覧しにくくなってきたので有料のカレンダーアプリを使うことにしました。

いろいろ調べて選んだアプリは以下の二つ。

アプリをインストールしたら、Google カレンダーのアカウントを設定します。

なお、Pocket Informant っていう有料 (1,500円) のアプリも良さそうだったんだけど、いまのバージョンは不安定らしい報告が AppStore のレビューに載ってたことや カレンダーの見た目は Refills のほうが好みだったのでやめました。でも、便利そうなのでそのうち入れるかも。 (GTD, Getting Things Done っていうToDo管理ができるらしいです)

このほかにも、Google カレンダーと同期できるアプリは「さいすけ」「CalenGoo」「.Sched」「i手帳」などがあるみたいなので、いろいろ試してみようかな。