プロジェクト管理のメモ
ミスコミュニケーションを少なくすることが要点
- 顧客とのコミュニケーション(要求、設計、スケジュール、開発費の認識あわせ)
- 開発者とのコミュニケーション(要求、設計、スケジュールの認識合わせ)
- 開発者/テスター間のコミュニケーション(実装、テスト、修正の進捗管理)
参考:
- 小野和俊のブログ:ミスコミュニケーションの傾向と対策 - http://blog.livedoor.jp/lalha/archives/50072606.html
- なぜ開発で見積り失敗して忙しくなりがちなのか(アジャイルな見積りと計画づくり読んだ) - $shibayu36->blog; - http://shibayu36.hatenablog.com/entry/2014/03/25/090923
人の管理
- プロジェクトマネージャー/プロジェクトリーダー
- 全体(顧客の要求/開発の進捗、担当者)を把握、顧客対応
- 開発者/テスター
- 担当個所の要求/進捗を把握
要求の管理
- 機能に関する要求
- Wordファイル、テキストファイル、メールなどの文章(メモ書き、箇条書き含む)で機能要求が来る。加えて、ミーティング時の口頭説明がある場合も。
- 画面に関する要求
- PowerPointファイル、Excelファイル、画像ファイルなどの図示で、こういうイメージで作りたいという要求が来る。これらのファイルにコメントを追記し、ファイルのキャッチボールで要求を詰めていく。要求が実現できない場合は代替提案をする。
- これらの要求から課題を明らかにする。これが基本設計(機能設計、画面設計)となる。
- 基本設計を元に実装方法を検討する。開発フレームワーク/ライブラリの選定をする。
- 進める中で顧客と認識に食い違いが起こるので適宜調整する。
- 設計書の更新がしやすいよう文書管理をする。また実装の変更がやりやすいように、開発フレームワーク/ライブラリを選ぶ。最初の設計でガチガチに作り込まないようにする。といっても実践は難しい。
スケジュールと工数の管理
- 要求からスケジュールと工数を見積もる。要求を基本設計くらいまで落し込めてれば見積もりやすいが、その前の要求ベーズでざっくり見積もるのも大切。乖離があっても顧客に納得してもらえる説明ができればよい。
- スケジュールの見積もりは慎重にする。とにかく顧客はスケジュール厳守を求める。当たり前だが。
- 不確実性に備えて多めに期間をとる (スケジュールバッファ) という手もある。この「多め」のさじ加減が難しい。
- リリース期限が決まっている場合は、見積もりの段階で必須機能とオプション機能を選り分けて、オプション機能を見送りできないか顧客と調整する (フィーチャーバッファ) という手もある。
- 工数を元に人的リソース(開発者、テスター)を割り当て、顧客に提示する開発費を算出する