SiriProxy on Raspberry Pi について
SiriProxy on Raspberry Pi は、iPhoneのSiriをつかってRaspberry Piのリモコンをつくるプロジェクト
- SiriProxy on Raspberry Pi - http://sourceforge.net/p/siriproxyrpi/wiki/Home/
SiriProxy on Raspberry Piでなにができるのか
iPhoneでSiriに話しかけて、SiriProxyを介してRaspberry Piをリモート制御する。
たとえばSiriProxyのGPIO制御用プラグインを使って、LED を点滅させたりスイッチの状態を読み取ることができる。
ほかにもプラグイン次第でいろいろできる。既存のものを流用するか、なければつくる。
ちなみに、通常SiriはAppleのサーバへ接続するが、SiriProxy用のルート証明書を登録することでSiriの接続先をSiriProxyが動くRaspberry Piへ変えられる。Jailbreakは不要。
具体的には、SiriProxyのca.pemファイルをメールに添付してiPhoneに送って、添付ファイルをタップすれば確認ダイアログが出るのでインストールすればいい。
参考:
- Raspberry Piにsiriproxyを入れてみた | 工学思考の庭 - http://www3137uo.sakura.ne.jp/wordpress/2013/12/26/297
- SiriProxy + Raspberry PiでライトのON、OFF | 工学思考の庭 - http://www3137uo.sakura.ne.jp/wordpress/2013/12/28/366
必要なハードウェア
- Raspberry Pi Model B
- 4GB以上のSDカードイメージ
- Transcend SDカード 8GB, ¥831 - http://www.amazon.co.jp/dp/B008UR8UCU/
- PCからのSSHログイン用にEthernetケーブル
- 無線LANアダプタ, ¥800 - http://www.amazon.co.jp/dp/B003NSAMW2
- Raspberry Pi Type Bには無線LANがないので、あればケーブルの取り回しから解放されて便利かも
- 電源はUSB micro-Bで供給できる。開発時はPCとUSBケーブルで接続して供給するとかして、持ち運ぶときはUSB端子つきバッテリーでいけるかな。
- フラットケーブル 2.54mmピッチ 2x13 (26P)
- ピンヘッダ 2.54mmピッチ 2x13 (26P)
- ブレッドボードとGPIOをフラットケーブルでつなげるのに使う
- 秋月電子 ¥50, http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00079/
Raspberry Pi で LED 光らすのに必要な材料をまとめてみた:
品名 | 価格 | 備考 |
Raspberry Pi Model B (メモリ512MB) | 4,580 | SiriProxyはModel Bでないと動かない |
SDカード 8G | 872 | SiriProxyは4GB以上のストレージが必要 |
USB micro-B ケーブル 1.5m | 130 | RasPiへの電源供給に使用 |
フラットケーブル 2.54mmピッチ 2x13 (26P) | 150 | RasPiとブレッドボードの接続用, RPiのGPIOは2.54mmピッチ 2x13 (26P) |
ピンヘッダ 2.54mmピッチ 2x13 (26P) | 50 | RasPiとブレッドボードの接続用 |
ブレッドボードとジャンパーワイヤのセット | 600 | RasPiとブレッドボードの接続用 |
3mm赤色LED LT3U31P 10個入 | 100 | LEDを光らせるデモに必要 |
トランジスタ 2SC2120-Y 20個入 | 200 | LEDを光らせるデモに必要 |
カーボン抵抗 1/4W 24kΩ 100本入 | 100 | LEDを光らせるデモに必要 |
参考:
- こじ研(Raspberry Pi) - http://www.myu.ac.jp/~xkozima/lab/raspTutorial1.html
- ド素人がRaspberry Piで電子工作を始める | タビログ - http://blog.e-photographer.net/?p=575&lang=ja
必要なソフトウェア
- SiriProxy on Raspberry Pi のSDカードイメージ
- SiriProxyのプラグイン